みかん農家のお仕事
1月~3月にかけて
冬場の仕事は中晩柑類の採集に加え選定作業、土つくりといった地道な作業が行われます。
この日は牛糞堆肥を木の周りに施しました。
河内晩柑も色付いていよいよ収穫の時を迎えました。
春先の大切な作業のひとつが選定作業。伸びた枝やおおい茂った枝をのこぎりやハサミで除去し木の内部まで日当たりよくしてやります。こうすることで、作業性もあがり品質のそろったみかんが仕上がります。この日は剪定講習会。農家のみなさんが指導を受けています。
5月 いよいよみかんの花が咲き始めます。この頃から病虫害を防ぐための消毒作業が始まります。
農家にとって大切な作業が消毒作業。
春先から収穫が始まるまで病虫害からみかんを守るためにこの作業が行われます。
品質の高いみかんをつくるために欠かせない作業です。
6月~9月 この頃になるとみかんの実も少しずつおおきくなってきます。この頃には摘果作業で農家も大忙しです。
小さいものや傷のあるものを摘果作業でちぎっていき、また成り過ぎて翌年が裏年になることがないよう、数量を整えていきます。
丁寧に一個一個摘み取られたみかんはキャリーに積まれ、モノラックという運搬車で運ばれます。
家々に運ばれたみかんは大きさ、外観によってまずは農家で選別仕分けされていきます。9月の選別作業はまだ暑いですね。
大きさや外観によって分けられたみかんはトラックによって、農家の手でJAの選果場まで運ばれます。
年が明けると甘夏の収穫、選別がおこなわれます。機械によって大きさ、外観ごとに仕分けられます。
JAに出荷されたみかんは、再度選別され東京の市場にトラックで運ばれます。
補足 このところみかん畑ではイノシシやハクビシンといった野生の動物による被害が多くなってきました。せっかく汗水流してつくったみかんも簡単に荒らされて・・・被害の多いところではこういった電気柵を張り巡らせて侵入を防いでいます。